◆Bさんのキョウフの体験...

【恐怖現象・心霊スポット・怨念・呪縛・怖い動画.....】

◆Ｂさんの場合....

最近、ある商社に勤めるＢさんからとても怖い話を聞いたので、ご紹介しましょう...

くれぐれも心臓の弱い方はこの先を読まないようにして下さい......

..............

昨年の夏に、知り合いのＢさんは、直属の上司と仕事の方針について意見が合わなくなり、激しい口論になってしまったそうです。

その日、Ｂさんは"むしゃくしゃ"したこともあり、同僚を誘って仕事が終わってからお酒を飲みに行ったそうです。

当然のことながら、この時Ｂさんは、翌朝にキョウフの出来事が起こることなど予想もしていなかったでしょう.....

Ｂさんは昨年の春に結婚したばかりで、今でも新婚気分が抜けていません....奥さんは、一度お会いしましたがＢさんにはもったいないほどの気がきく奥さんで、Ｂさんの好物は全て知っていて、結婚してから嫌いなものは、一度も出したことが無いと、いつもＢさんはみんなに自慢していました。

だから、Ｂさんはいつも会社が終わると何処にも寄らず家に帰る愛妻家としても同僚や知り合いの間では周知のことです。

しかし、この日は上司と口論になったこともあり、自宅にも連絡を入れずに飲みに行ってしまったそうです.....

本人は、すぐに帰るつもりで飲んだそうですが、むしゃくしゃした気持も手伝ってつい深酒をしてしまい、終電に間に合わなかったＢさんはタクシーで自宅に帰ったそうです.....

............

翌朝、日の光りの差し込み明るくなった寝室で目を覚ましたＢさんは、ベッドから出ようとして起き上った瞬間、ものすごい頭痛に襲われます。

「そうか....昨日はかなり飲んでしまったんだな.....」

昨夜、家に帰って、寝るまでのことが全然思いだせないほどの深酒をしてしまったそうです.....

しばらくベッドに座ったままだったＢさんは、少し頭痛が落ち着いてきたので、奥さんが朝食を作っているダイニングに向かいました.....

「おはよう......」

Ｂさんは、奥さんに挨拶をしました。しかし、奥さんは後ろを向いたまま、黙って包丁を動かしています。

「？？昨夜何かしてしまったかな....？」

奥さんの様子が変なので、Ｂさんは不安になりました。

恐る恐る彼女の横に行って声をかけたそうです。

しかし、返事はしてもらえません......そして右手に持った包丁で彼女は、火にかかっている鍋の方を指しました.....

Ｂさんが鍋を見ると、今にも吹きこぼれそうな鍋からは、激しく湯気が立ちあがっています。

しかも、Ｂさんが生理的に受け付けないような微かな嫌なニオイも感じます。

恐る恐る鍋に近づき、中を覗き込んだＢさんは一瞬身体が凍りついたようになり、次の瞬間思わず叫んでしまいました..........

「キッ、キッ、キッ.....キョウフノミソシル？？！！」

..............

..........

.......

....

実はＢさんは、「お麩(フ)」が大嫌い......

..........

........

お解りになりましたか......何時かは解りませんがもしかすると、あなたにもキョウフの瞬間が訪れるかもしれませんね.....

..........ちなみに、私のときは「生麩」でした.....

【恐怖現象・心霊スポット・怨念・呪縛・怖い動画.....】